2009年7月26日日曜日

7/26訓練会にて

今日の訓練会は久々によく晴れて
そして、非常に非常に暑い日でした。

今日の訓練場所も
ここ3回ほど連続で使っている
工事現場のような
周囲の高い所から他の人や犬の訓練を
見学できる場所です。
距離的には短い場所で、
基本に戻った強化訓練を
短時間に集中的に行いました。
(暑いので・・・)

<ポイント1:捜索意欲を継続させる>
狭い範囲に3人ほどヘルパーが隠れて
そこを連続して犬に探させますが、
1,2人目を見つけた時点では
わざとご褒美を省き
ハンドラーが呼び戻してしまいます。
犬はご褒美がもらえないと
「次こそはもらえるかな・・・」と
より期待が大きくなり
さらに意欲的に次を探しに行きます。

呼び戻す際に
犬がハンドラーの声が聞こえないほど集中して
吠えている(発見を告知している)ことがあります。
そうした場合は
なるべく犬の息継ぎの瞬間など
一瞬静かになる時を狙って声をかけます。

<ポイント2:静かな興奮状態>
捜索するときや
捜索以外でも何か犬に作業をさせるときは
犬の意欲を高め、
ハイテンションになるように導きますが、
その際に
犬を動かして動的に興奮させるよりは
静かにじっとさせて
内部の意欲だけを高める方が
その後の作業でより集中力を発揮できます。

犬の体に触ったり
声をかけたり
走らせたりして興奮させるのは
比較的簡単なのですが、
じっとさせている状態で
内部の意欲だけ、
「これから楽しいことが始まるぞ。
早くやりたいな。
まだかな・・・まだかな・・・」という
期待感で興奮させていくというのは
なかなか難しいです。

<ポイント3:捜索中は犬に触らない>
捜索中に捜索範囲を出てしまった際に
犬を呼び戻したときには
つい、犬の体に触れてしまいがちですが、
体に触ると犬の捜索意欲がそこで一旦途切れてしまうので
なるべく触らずに
声の指示だけで
再び捜索に向かわせるようにします。

一人発見して
次に向かわせるために呼び戻した際にも
いちいちリードをつけたり
犬を捕まえたりするのではなく
「つけ」という命令だけで
横につけて次の現場に移動した方が
犬の捜索意欲のためには良いです。

そのためにも服従訓練が
きちんとできていなければなりません。

2009年7月12日日曜日

いつもの訓練会風景

いつもの町田で訓練をしました。
今日の設定は、
土木工事現場のような赤土むき出しで、ユンボが置いてあるところです。

崖の上から捜索エリアが見渡せるので
他の人や犬が訓練しているところを
全員で見学できました。

ヘルパーさんは
通常のように草むらの中に倒れていたり、
ユンボの下に姿をかくしていたりしたほか、
木の上にも隠れ
犬たちに上にも気を配ることを教えます。