今年の試験は、協会の富士見訓練場を試験用に整備して、例年と少し趣を変えて行われました。
従来服従科目として試験されていた内容を、捜索試験の中に取り入れ、より実践的な試験内容になりました。
服従科目の中の脚側行進などの基本項目やシーソー、障害飛越などは従来通りですが、
梯子や、高所通過、不安定足場などは捜索エリアの中にそれらの科目を試験するエリアが作られていて、犬たちは捜索意欲保ちつつ、それらの通過が困難な場所を通り捜索を続けることが要求されました。
捜索作業も瓦礫の山、暗闇(トンネル、床下)、高所と多彩な設定で、犬には集中力と意欲を持続させた確実な捜索、ハンドラーには犬の行動を掌握して、いかに効率よくエリアを捜索させられるかが求められる試験でした。
結果、チームさくらからは5頭の合格犬が出ました。合格したゆず、ピリカ、龍馬、ナイト、ザザ、おめでとう!